■小林史明氏「工業高校にコースを作ること。一人一社制という謎の規制をやめる」

小林史明氏
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 元デジタル副大臣で自民党の小林史明環境副大臣は、松下氏の話を受け、「教育のところの歪み。高卒で働くのではなく、大卒に持っていく流れが強すぎると思う。特に今後のことを考えると、生成AIによって、ホワイトカラーの仕事はどんどん減っていく。配管やインフラみたいにエッセンシャルワーカーの仕事は必要になってくるので、大学を統廃合して、工業高校やこういうところに、政府として投資していくことがまず最低限必要だ」。

 また、工業高校の教育について、「変えなければいけないのは、高校にコースを作ること。でも、高校は一人一社制という謎の規制がある。これをやめて、より多くの高校生が魅力的な会社、仕事に入っていくようにしないといけない」との見方を示す。

 松下氏は、小林氏に対して、「若者の多くに配管の重要性を知ってもらい、やるべきことの仕事の一つとして認めていただきたい」といい、「予算は、その事業体が比較的自由に使えるお金の出し方をすると、工事をする側としても差額や変更がかけやすい。そうすると、従業員に対する負担も減らすことができ、若い人も入れやすくなる。この好循環をどこかで生み出さないといけない。配管工にもっとスポットを当てて、世界で一番有名な配管工『スーパマリオ』とコラボするくらいできるようにしてもらえれば…」と述べた。

(『ABEMA Prime』より)

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