【写真・画像】「原発マネー」揺れる住民たち…推進派・反対派も心は一つ「宝の海を遺したい」 1枚目
【映像】希少なスナメリが生息する上関の海(実際の映像)
この記事の写真をみる(8枚)

山口県・上関町

【映像】希少なスナメリが生息する上関の海(実際の映像)

 美しい海に囲まれた町、山口県・上関町。そんな宝の海を未来に遺すことを目的として発足されたのが、まちづくりグループ「上関ネイチャープロジェクト」だ。高島美登里共同代表は「豊かな海・自然を残すという目的が一緒なら、原発の推進・反対は問わない」と話す。

 町は42年前に浮上した原発計画への推進と反対で激しい対立が続いてきたが、福島第一原発の事故で工事が中断し、対立は影を潜めていた。ところが2023年、「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」建設計画が浮上し、再び、ざわついた。原発計画の国策に翻弄されてきた町の人々を訪ねた。

推進派・反対派も互いを尊重する上関町
この記事の写真をみる(8枚)