ABEMAで解説を務めた藤井猛九段(54)は、「横歩取りは争点が難しい。ずっと互角だと思っていましたが、対局者の中では飛車を浮いてからが後手ペースとなったと話していてポイントが難しかった。ただ、糸谷さんらしさが随所に出ていたと思う」と糸谷八段の快勝についてコメントした。
糸谷八段は、「とりあえず1勝できて良かった」と笑顔。次戦の挑戦者決定戦では永瀬拓矢九段(32)対 斎藤慎太郎八段(31)戦の勝者と対戦するが、「どちらが来られても強敵。しっかり準備をして自分の将棋が指せればと思う」と意気込みを語った。
この大きな1勝に、ファンも歓喜。「ダニーおめ!」「糸谷八段おめでとうございます!」「ダニーやったな」「ダニーかっこいいよー」「ダニーやったぜ!」「初勝利おめでとう」「ついにやったな」と待望の初勝利&挑戦者決定戦に、祝福のコメントが押し寄せていた。
一方、叡王奪還と八冠復帰を目指していた藤井竜王・名人だが、今期はベスト4で敗退。2度目の全冠制覇は来年以降に持ち越されることになった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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