ここでビエル=ビアレは、目の前にあった少しのスペースで留まるように、絶妙な力加減でゴロキック。相手のタックルを逃れた後、グラウンド上に止まっていたボールを拾い上げると、フォローに来ていた仲間にふわっとラストパスを送り、ダメ押しのトライを演出した。
強く蹴りすぎれば、トライライン手前で待っていた相手選手に捕られてしまうところだが、ちゃんとグラウンド内に留まる程度に蹴るセンスもテクニックも抜群。フランスの強さが垣間見えたシーンだった。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


