美術犯罪の闇
【映像】ゴッホを盗む様子(実際の監視カメラ映像)
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 誰もが知る作品、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」、ムンクの「叫び」。実はどちらも過去に盗まれたことがあるという。「モナリザ」は1911年にフランス・パリのルーブル美術館から盗まれ、「叫び」は2004年にノルウェー、オスロのムンク美術館から盗まれている。

【映像】ゴッホを盗む様子(実際の監視カメラ映像)

 その後、発見され戻ってきているが、美術品を盗む行為ははるか昔からら行われており、今でもそれはなくならない。国際刑事警察機構インターポールによると、2021年には対象74カ国でおよそ2万3000点の美術品や文化財の盗難が報告されている。

 美術犯罪は盗むだけではなく、“贋作”(がんさく)も…。今回、ゴッホの絵を盗んだ元泥棒と、300点の贋作を描いてきた画家を、朝日新聞GLOBE記者・玉川透氏が取材した。

■ゴッホを3分40秒で盗んだ“オランダのルパン”
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