■記者が感じた“芸術の価値”

 取材を通して、玉川氏は“芸術の価値”について、「仕事柄、出張先の美術館に立ち寄って、いろんな名画を見させていただいた。ただ、私自身は芸術的センスは全くないので、今思い返すと、絵の下に書いてある有名な画家のプレートや、『いくらで売れたんだろう』っていうとこを見ていたのかなと…。すごい絵を見たっていう体験に酔っていたと思う。答えはないが、自分の好きな絵は、誰が描いたとか値段に関係なく、自分にとっては素晴らしい作品なのかなと今は思っている」と述べた。

(朝日新聞/ABEMA

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【映像】その名画ワケあり?美術犯罪の闇
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