【写真・画像】「私の人生を返して」16歳で強制された不妊手術…“優生保護法”に人生を奪われた女性、27年の闘いの記録 2枚目
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飯塚さんの母、飯塚さん

「手術したのも、私全然分からなかった。何も言わないで手術したからね。お父さんがやったんです。だから分からないの私」(飯塚さんの母)

「何言ってんだって、私の人生はなくなったんだって」(飯塚さん)

 手術に同意した父親が、亡くなる直前に送ってきた手紙には、当時の状況が記されていた。「民生委員に至急手術するように話があったのでせめられて、やむなく印鑑押させられたのです。優生保護法にしたがってやられたのです」(飯塚さん父の手紙より)

手術を受けさせられた人は約2万5000人
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