劣勢で決めた一撃が、会心の勝利を呼び込んだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」3月3日の第1試合はTEAM雷電・萩原聖人(連盟)がトップを獲得。微差の4着目で迎えた最後の親番で跳満をツモり逆転、その後はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)の猛追を受けるも逃げ切った。
春到来を思わせる前日までの陽気が嘘のように、極寒と降雪に包まれたこの日。第1試合に登板したのは昨年11月4日以来、トップから遠ざかっている萩原だ。セミファイナル進出を争う、下位チームとの直接対決を任された。当試合は東家からKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)、萩原、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、佐々木の並びで開始。
萩原は東1局、終盤に入ったリーチのみの手をテンパイに取らず、789の三色同順狙いのイーシャンテン戻し。その後にドラ一万を使い切るとようやくリーチに踏み切った。これは流局したものの、萩原らしい高打点打法で視聴者を沸かせた。
渋川、松本がアガリを繰り返し、萩原は1万9300点持ちの4着目で南2局の親を迎えた。ここでの配牌はドラ2筒が対子、赤が2枚という鳴いても親満貫の大チャンスだ。7巡目、カン五万待ちのテンパイをダマテン。このままロンでも親満貫。さらに次巡、八万を引くとカン七万待ちへ変更。直後に松本が五万を暗カン、萩原の待ちがこれで格段に良くなった。渋川がリーチと来たその直後、萩原は七万をツモ。ツモ・タンヤオ・赤2・ドラ2の1万8000点が炸裂した。
高打点連発で3勝目!Mリーグ 日程
- 4月7日(月)
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- 4月8日(火)
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