24歳の今田は東京出身、身長173.5センチ・体重120キロ。本格的な相撲の経験はなかったものの、父・安芸乃州が付き人を務めた元関脇・寺尾に憧れ角界入りを果たすことになった。本名・今田光星の“光星”は寺尾が名付けたのだという。
そんな今田の“プロデビュー戦”となった三日目の前相撲。15歳ながら119キロの立派な体格を持つ山内(田子ノ浦)を相手に、立ち合いもろ手で当たると安定感のある強烈な攻めを展開、一気に突き倒して見事白星を飾った。
今田が土俵に姿を現すと、端正なマスクとざんばら髪に「オールバック」「かっこいい」「男前来た」と惚れ惚れするファンが続出。筋肉質な肉体にも「ムキムキやんけ」「一人だけ体ができてる」「ええ体してまんな」と注目が集まったほか、圧勝ぶりに「つええぞ」「これから楽しみやね」と期待の声も相次いだ。
今後の飛躍が期待される今田。同学年の平成12年(2000年)生まれでは大関・大の里(二所ノ関)や前頭六枚目・平戸海(境川)、前頭十二枚目・阿武剋(阿武松)らがすでに幕内で活躍しているものの、40歳で現役の前頭七枚目・玉鷲(片男波)を思えばまだ先は長い。いつか憧れの寺尾に追いつく日は来るだろうか——。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



