ネットに公開するコンテンツとして近年、ファクトチェックに関して語られることも増えている。誤った情報などを切り抜いて拡散してしまうことも考えられるところだが、題材が国会、政治家といったものだけに、そのリスクは小さいと当事者は語る。石川さんは「基本的に街頭演説や国会中継が題材。既に流れているもので、私の場合はそんなにファクトチェックどうこうは関係ないと思う」。その中で、極端に偏った意見などを発している人は取り上げない方針だ。またうしさんも「スピーカーの方がいい加減なことを言っているなと思うことはあるし、僕はそういった方は取り上げたくない、取り上げるに足らない」と言い切った。
2ちゃんねる創設者で、自身の切り抜き動画も多数拡散しているひろゆき氏は「ウソをつくと、そのチャンネルは通報が入って潰される。石川さんやうしさんみたいにまともに儲けている人はヤバいことをしないで儲けている。まだ収益化できていない人が、結構デマとかで再生数を稼ぐことをやりがちだ」と説明。さらに「『いいね』が多くなる動画の方が、関連動画として出やすくなるので、結果的に再生数は増える。まともに稼いでいる人ほど、まともなものを作っている構造がある。(フェイクも)動画も政治家がしゃべっているものを使っている分にはめんどくさいないし、まともな方だ」と、コンテンツとして健全なものが収益を生むという理想的な循環を生んでいると述べた。
■選挙の度に存在感増すネット■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・「ABEMA NEWSチャンネル」知られざる番組制作の舞台裏