注目の立ち合い、少し足を滑らせたようにも見えた碇潟だが、なりふり構わずに“超低空”でまるで弾丸のような勢いで元大関に正面からぶつかっていった。あまりの勢い、衝撃に館内は騒然。朝乃山も一瞬、驚いたような表情を浮かべた。しかし、ドシッと正面で受け止めた朝乃山は、碇潟の動きを封じて盤石の相撲で押し倒して勝利した。一方、敗れた碇潟は悔しさで表情を歪めた。改めて朝乃山の実力を示す格好となった一番だったが、碇潟に対しても「気合い入ってたな」「激アツ」「将来楽しみ」など驚きと期待の声が寄せられた。
五月場所は5月11日(日)より東京・両国国技館で開催される。ここで大の里が2場所連続優勝の成績を収めると、昭和以降では羽黒山、照国の初土俵から所要16場所を抜く所要13場所での“最速横綱”誕生が現実味を帯びてくるだけに、勢いのある若手力士のさらなる台頭も含めて楽しみは尽きない。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




