アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第8話「彼らの採択」は、戦闘や陰謀劇とは一線を画した、まさに本作の多面性を象徴するエピソードだ。溢れ出す素人感、ダサいのについつい見てしまう「株式会社ガンダム」のPVに魅了されてしまうファンが続出した。
この回で描かれたのは、ヒロインであるミオリネ・レンブラン(CV:Lynn)が立ち上げた新会社「株式会社ガンダム」の設立と、その事業内容をアピールするためのPR活動。ところが、その肝心のプロモーションビデオは、どこか懐かしい手作り感と、謎の勢いにあふれた“クセの強い一本”となっていた。
ミオリネが目指すのはGUND技術を兵器ではなく医療目的に応用し、人命を救う未来を切り開くこと。その理念を伝えるべく、地球寮のメンバーたちと、スレッタ・マーキュリー(CV:市ノ瀬加那)は協力してPVを制作した。だが、できあがった映像は、あらゆる意味で“企業PRらしからぬ”仕上がりだった。
劇中で公開されたそのPVでは、スレッタたちがぎこちないダンスを踊りながら登場し、「乗って安心、動いて安全、飛べる! 踊れる! エアリアル~!」とやや棒読み気味にメッセージを伝える。その背景では明らかに合成されたヤギが突然現れ、次のカットでは何事もなかったかのように消えているなど、ツッコミどころが満載だ。
ツッコミどころ満載のPVに、SNSの反応は日本語
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