「今や大学の入学金制度は日本にしかない。学生の受験機会の不平等を生み、学問選択の自由を奪っている入学金は廃止すべきではないか?」(日本共産党・吉良よし子参院議員)
3月26日、国会で指摘された大学の「入学金」。文科省によると、国立で約28万円、私立で24万円と、決して安いとは言えない金額。頭を抱える保護者や学生もいるが、さらなる問題が「二重払い」だ。去年実施された「入学金調査プロジェクト」の調査結果によると、直近3年以内に受験した大学生の27.0%が二重払いを経験。回答者の約9割が問題視しているという。
二重払いが起こる理由は、第一志望の大学の合格発表より先に、合格した第二志望の入学金支払い期限が来ることから。第二志望の入学資格を確保するために、行かないかもしれない大学にも入学金を支払うことになる。
ネットで疑問の声もあがる中、『ABEMA Prime』で入学金調査プロジェクト発起人の五十嵐悠真氏とともに考えた。
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