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 永瀬監督は個人3勝で関東Bをけん引。「私は渡辺明九段から監督という立場をお預かりしていますが、本戦からは(“監督代行”という立場よりも)“選手”の割合を増やしていました。本日は選手としてチームに貢献することができてとても良かったと思います」とコメント。監督業を封印してプレーヤー業に注力していたことを明かした。

 通算5勝4敗という大激戦の末、2年連続での決勝進出が決定。「(前回と同じ)決勝進出は最低限行かなければいけないと思っていた。まさか自分の力でとは思っていなかったので、良い形で決勝に進むことができてよかったです」と頬を緩める場面も。「渡辺監督は『(優勝は)悲願』と言っていたので、チーム一丸となって。ただ、私のポリシーとして将棋は個人戦。それぞれがベストを尽くして戦った結果が団体戦となるのが望ましいと思っている。選手として貢献できるように決勝戦も努めたい」と最後は表情を引き締めていた。

 決勝戦は前年覇者のチーム中部 対 関西Aの勝者と激突することとなる。永瀬監督代行は「どちらのチームが来られても強敵。スコアが苦しくなっても最後まで応援をよろしくお願いします」とファンに呼びかけていた。

ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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