両者の対戦成績は藤井名人の22勝8敗。タイトル戦での対戦は通算5度目となる。過去4度は藤井名人がシリーズを制しているものの、2024年度の王座戦五番勝負では永瀬九段の名誉王座、藤井名人の全冠制覇をかけて死闘を繰り広げるなど、両者の戦いはどの戦いも大熱戦となっている。
直近に行われた王将戦七番勝負では、決着局となった第5局で後手番の藤井名人が公式戦で初めて2手目に△3四歩を指すなど、新機軸を示している。揮毫では“探究”の二文字を選ぶことの多い藤井名人とあり、このシリーズでもどのような新世界が拓かれるのか、期待は高まるばかりだ。
持ち時間は各9時間の2日制。振り駒の結果、先手は永瀬九段に決まった。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






