ABEMAで解説を務めた広瀬九段は、終局直後に「すごいものを見ました」とポツリ。自身も棋界トップクラスの詰将棋の実力を誇る広瀬九段だが、「(最終盤に)詰みそう、というのは分かるのですが…。詰将棋の変化でこういう“ピッタリ詰み”というのはよく出てくるのですが、それを彷彿とさせるような綺麗な詰み筋でしたね」と圧倒されるばかりの様子だった。
投了図以降の解説を終えた広瀬九段は、「見事な収束で終盤の正確さがあまりにも際立った。恐ろしいものを見た」とコメント。「最後のインパクトが強くて…。すさまじい終盤の信用度があると思うので、こういうのを見せつけられると、いかんともしがたいとてつもない武器を兼ね備えているなと改めて実感した」と重ね、藤井名人が見せた異次元の美しい収束を改めて称えることとなった。
これにはファンも大興奮。「このスカスカが詰むのか」「広瀬さんにもダメージを与えた」「全部読み切ってたってこと」「水も漏らさぬだったな」「強さを引き出した感じ」「これが名人か…」「あざやか おそろしい…」「恐ろしい子」「凄すぎる詰みだ」とコメントが尽きることはなかった。
シリーズは始まったばかり。最強・藤井名人は、挑戦者の永瀬九段とともにどのような名局を生み出すのか。注目の第2局は4月29・30日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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