これに関西Aの控室は「ギャー!」と悲鳴。谷川浩司十七世名人(63)、佐藤康光九段(55)らレジェンド棋士たちが大きく表情をゆがめることとなった。一方、中部控室では「キターッ!」と歓喜。「まだわからない!」と言いつつも、メンバーの顔は色めき立っていた。
あまりにドラマティックな“藤井聡太劇場”に、ファンも大興奮。「聡鬼キタ!」「聡太の終盤キター!」「速すぎる」「えーーーーーー詰み?」「フィッシャーらしい戦術と逆転」「藤井さんはこわすぎる」「この速さでどう読んでるのか」「一気に逆転するのこわい」「流石だな」「詰将棋だいじ」「いいもの見たわ」とコメントが殺到することとなった。
藤井竜王・名人は、「途中から形勢も時間も相当苦しくなってしまい、かなり厳しい展開だと思って指していた。でも何とか結果を出すことができて、チームに貢献できたのかなと思う」とコメント。自身でも苦戦を意識していたことを明かした。次戦の決勝戦は、2年連続で関東Bとの対戦に。「チーム中部を応援して頂いているサポーターの皆様に良い報告をできるように頑張りたい」と連覇を見据えていた。
◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




