負ければマイナス域へ転落。そんな危機を、スーパーエースが救った。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月14日の第2試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)がトップ。ラスト1牌のアガリ牌をツモり、“麻雀の化身”とも称される勝負強さを示した。
第1試合は滝沢和典(連盟)が痛恨のラス。その後を引き継いだのがMVP経験もある伊達だ。当試合は起家から松本、伊達、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)の並びでスタートした。伊達は東2局、浅井から5800点を入手。その後はたろう、松本の猛攻に守る展開が続く。南2局は東1局以来のリーチ。しかしこれはたろうのダマテンに屈してアガリはならず。
続く南3局、ラス目の松本が早々に9筒を暗カンして勝負気配。伊達は9巡目に赤五万を引き、松本よりも先にリーチをかけた。松本に追いつかれ、2軒リーチに発展。リーチ時点で山に3枚あった伊達の6索は、残り1枚まで減ってしまった。一方、松本の5・8筒も山に1枚。最後の牌を巡る勝負は、松本が八万を暗カンし、両者に1枚ずつ乗ったことでさらに過熱。鬼の形相の松本に対して、あくまで冷静な伊達。決着は河の3段目に差し掛かるところ、伊達が静かに6索を引き寄せた。リーチ・ツモ・ドラ・裏ドラの8000点を得て、トップ目に立った。最終局となった南4局1本場は、松本が満貫ツモで終了した。
必死の思いがつながるツモ!Mリーグ 日程
- 5月9日(金)
-
-
-
-
- 5月12日(月)
-
-
-
-
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見