『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』と題する書籍が物議を醸している。発達障害のASDやADHDのほか、うつ病や適応障害などの疾患など、6タイプの人を取り上げているが、彼らを「困った人」と表現し、ナマケモノやサルなどのイラストで表したことで、「差別や偏見を助長している」と批判が殺到した。
【映像】自称“スーパーカウンセラー”の著者が公表した謝罪一切なしの文章
日本自閉症協会からも「大事なことは作者の差別意識の有無ではなく、本が当事者や職場、社会にどう影響するかだ」との指摘が出て、出版社と著者は見解を公表した。
加えて注目されているのが、著者の“肩書”だ。自らを「スーパーカウンセラー」と名乗っているが、SNS上では「カウンセラーは資格がなくても誰でも名乗れる」などと疑問の声が上がっている。『ABEMA Prime』では書籍と、そこから派生した“カウンセラーの資格問題”を考えた。
■国家資格と民間資格の違いは?■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見