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【映像】「幸福を招く」意味も?藤井名人が選んだおやつ
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 将棋藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第4局が5月17日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で行われている。午前10時のおやつの時間には、藤井名人が「鏝絵(こてえ)の町」、永瀬九段が「いちごモンスター」「ゴロゴロ苺のミルキーシェイク」「USA産ブルーベリーフローズン」を注文した。

【映像】「幸福を招く」意味も?藤井名人が選んだおやつ

 宇佐神宮御鎮座1300年記念として開催されている名人戦第4局。開催地の宇佐市では、「宇佐のおもてなし」として勝負めし、勝負スイーツ、勝負ドリンク各種をメニューブックにまとめて対局者に提供している。

 勝負スイーツ全16種の中から、藤井名人は「鏝絵の町」と「宇佐ブレンドコーヒー(アイス)」を注文した。「鏝絵の町」はパイ生地で餡子を包み、表面に鏝の版を押して焼き上げた和洋折衷のお菓子。鏝絵とは、宇佐市の山間部に位置する安心院(あじむ)盆地一帯で、家の漆喰の壁面に鏝を顔料を入れて色漆喰を作り、盛り上げた浮き彫りを施して彩色をしたもの指す。明治時代初頭に盛んに制作され、今でも安心院地域には70を超える鏝絵が残っているという。図柄には幸福を招くものや、魔除け、子孫繁栄などの願いを込めた題材が存在すると言われている。

美味しそう!藤井名人と永瀬九段のおやつ
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