【写真・画像】 1枚目
【映像】珍事?コツン→藤井名人の『あれれ?』顔

 将棋藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第5局が5月29日、茨城県古河市の「ホテル山水」で行われている。対局前には、駒を並べ終えた後の駒箱が定位置に仕舞えないハプニングが発生。藤井名人の『あれれ?』顔に、視聴者からは「初めて見た~」「緊張走るわ」と多数のコメントが寄せられた。

【映像】珍事?コツン→藤井名人の『あれれ?』顔

 藤井名人の3勝、永瀬九段の1勝で迎えた第5局。本局はシリーズの決着局になる可能性もあるため、対局室には朝から張り詰めたような緊張感が漂っていた。後がない永瀬九段は、いつもより早めの対局開始約20分前に入室。藤井名人は通常通りの約10分前に姿を現し、静かに盤の前に着座した。

 両者息を合わせて一礼ののち、藤井名人が駒箱を開け、駒を盤上へ。互いに一枚一枚と、大橋流で駒を並べていった。

 駒を並べ終えたところで、まさかの珍事が発生。駒袋を駒箱に入れた後、定位置である盤の下へ滑り込ませるのが通例となっているものの、本局では駒箱が盤下のスペースよりも高い重厚なものだったため、盤の側面に“コツン”。藤井名人も『あれれ?』と一瞬盤の下をのぞき込むこととなった。

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