杉本六段は故・米長邦雄永世棋聖門下で、開幕局の前夜祭では「私の師匠の米長は初タイトルが棋聖で、永世棋聖の称号を獲得するなど大変ゆかりのあるタイトル。今回も挑戦を決めた際に師匠の奥様に挑戦の報告をしたら大変驚かれた。その時に幸運にも和服をいただけることになり、明日の第1局はそれを着用して臨みたい」とあいさつしていた。
また棋聖戦は、今年4月に賞金額を4000万に増額することを発表。さらに特別賞として1000万円が新設されたことで、総額は5000万円となった。竜王戦の4400万円を上回ったことで、事実上の最高賞金額を争う五番勝負に。短期決戦の五番勝負とあり、初戦の白星はシリーズのゆくえ左右する重要な一勝となりそうだ。
持ち時間は各4時間の1日制。振り駒の結果、先手は杉本六段に決まった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




