注目の一戦は、振り駒で羽生九段の先手に決定。矢倉模様の立ち上がりから、屋敷九段は急戦を志向した。両者の公式戦対戦はこれまでに34戦あり、羽生九段の26勝8敗。直近の対戦は2023年9月に行われた順位戦B級1組5回戦で、羽生九段が制している。準決勝で実現した同世代対決を制し、決勝進出を決めるのはどちらか。本局の勝者は、伊藤匠叡王(22)対 広瀬章人九段(38)戦の勝者と挑戦権を争う。
今期の王座戦開幕局は9月4日、シンガポール・セントーサ島の「アマラ・サンクチュアリ・セントーサ」で行われることが決定。藤井王座の挑戦者として海を渡るのは誰か、トーナメントの進行から目が離せない。
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