だが、勝負はここから一転する。ターンで開かれたのはハートの「Q」。この1枚で3人全員がQのワンペアを手にする形となり、一気に緊張感が高まる。観戦席では「マジで?」「事故起きるわ」「これきつい!」と驚きの声が次々に上がった。
そして迎えた運命のリバー。最後に現れたのは、ハートの「6」。フラッシュは完成せず、Hiroにとっては逆転の一手を欠いた形に。横原と大家がチップを差し出すと、Hiroは天を仰ぎつつも冷静に「フォールド」を選択。場の読みと状況判断を重ねたうえで、勝負を降りた。
Qのペアができている以上、勝負に出たくなる。しかし、相手の動きから感じた、ただのペアではない何か。その勘を信じて、Hiroは静かにカードを伏せた。この勇気ある撤退に、観戦者からは「オリた!」「Hiro、グッドフォールド!」「ナーイス!」といった拍手と称賛の声が続々と上がり、視聴者コメントも「表情がガチ」「よく降りたな」「hiroくんも神フォールド」と大盛り上がりとなった。普段はライブで数万人の観客を沸かせるボーカリストが、今度はテーブル上でその存在感を放った、そんな一幕だった。
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