終局後、勝利した佐々木八段は「少し前に研究していた形でやってみたい将棋のひとつ。ただ後手も手が広い局面が多いので、うまくいっているかどうかは微妙だと思っていた」とコメント。羽生九段は「序盤から激しい展開になり、角と桂香の交換となったが、その後のまとめ方がよくわからなかった。真ん中から攻められる形になってしまい、まずくなってしまった」と振り返っていた。
この結果、佐々木八段は2回戦への進出が決定。次戦は8月9日に予定されている静岡大会で、過去2回の優勝経験を持つ若き絶対王者・藤井竜王・名人と対戦する。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。前年大会は、渡辺明九段が広瀬章人九段を破り自身4度目となる優勝を飾った。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






