【MLB】ロッキーズ 9ー5 ドジャース(6月26日・日本時間27日/デンバー)
マウンドから降りれば、いつもの柔和な笑顔が待っていた。ドジャースの大谷翔平投手はロイヤルズ戦で「1番・投手」で先発出場。初回を無失点に抑えた際、審判との粘着物質チェックの際に見せた柔らかな表情が注目を集めた。
トミー・ジョン手術明けで早くも今季3度目の登板となったこの日、大谷はいきなりエンジン全開とばかりに150キロ超のストレートを連発し、先頭打者のインディア内野手をセカンドフライに打ち取るも、その後はヒットと四球で1死一、二塁のピンチを作ることに。そして打席には4番のパクスアンティノ内野手が入った。
一打出れば先制打という場面で大谷はさらにギアを上げ、パクスアンティノには3球連続でストレート勝負。中でも勝負を決したボールは最速102マイル(約163.7キロ)。これにはパクスアンティノも手も足も出ずセカンドゴロでゲッツー。一塁ランナーだったガルシア内野手が力なく一、二塁間で倒れ込んだのも納得の当たりだった。
マウンド上でのバッキバキに決まった顔とは全く異なるいつものスマイル

