行司の木村桜乃助も交え、土俵上に緊張感が漂う中で「はっけよい!」という掛け声で取組開始。玉欧山の圧力に屈した朝氣龍があっという間に土俵外に出され、押し倒しで敗れた。玉欧山は2勝目、朝氣龍は1敗目を喫した。

 玉欧山が2勝目を挙げた瞬間、客席からは女性ファンと思われる甲高い声が鳴り響いた。その声は明らかに異質なもので、視聴者は「叫ぶのやめろ」「それは声援ではない」「悲鳴やばい」「悲鳴はやめて」「叫び声おかしくね?」などの声を続々と寄せていた。

 なお、日本相撲協会ホームページでは『相撲競技観戦契約約款』第3章「観戦」第8条「禁止行為」において「過剰な応援、その他理由の如何を問わず、他の観客に損害を及ぼしうる行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」などとしっかり明記されている。

 今回の場合、勝敗が決した直後ではあったが、“奇声”のような声援にはやはり困惑した人が多かったようだ。五日目以降に現地観戦する人は、日本相撲協会が提示している「大相撲観戦時のお願い」を、それぞれ確認してから出掛けた方が良さそうだ。
ABEMA/大相撲チャンネル)

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2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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