【NASCAR】第21戦 オートトレーダー・エコーパークオートモーティブ 400/ドーバー モータースピードウェイ(日本時間7月21日)
米人気レース、NASCAR(ナスカー)の第21戦が行われ、デニー・ハムリン(トヨタ)の優勝で幕を閉じたが、その裏で終盤に赤旗や黄旗が連発される波乱があった。
全400周で競われるレースも残り15周で、1台のマシンのスピンからペースカーが先導するイエローコーションが出されると、そのまま大雨で赤旗一時中断。56分に及んだ中断明けに、3台が巻き込まれた多重クラッシュでまたもやイエローコーションが出される波乱続きのレース展開となった。結果、レースはアンダーイエロー状態のまま400周に到達してしまい、コーション中にレースが終わることを避けるために2周追加されるルール「オーバータイム」が採用される。そしていよいよペースカーがピットロードに入ってリスタートが切られた。
先頭では11号車のデニー・ハムリンがスパートをかけて一気に抜け出した……と思いきや、なんと後方で38号車のゼイン・スミスのマシンがクラッシュしてしまう。60号車のライアン・プリースとコンタクトして隊列から弾き出された格好だ。
ここでまたもやイエローコーションが出されたため、再度オーバータイムが追加される「ダブルオーバータイム」という異例の事態に。解説の桃田健史氏も「終わりません!」と繰り返す。NASCARは接触やクラッシュが当たり前のレースなので、このまま終わらないんじゃないかという関係者やファンの予想通り、最後の最後にまたもやアクシデントが発生してしまった。
残り2周の行方を見守りながら、「今日はまさかこんな最後の最後に荒れるとは……」と桃田氏が言えば、「最後にモンスター(魔物)がちょろっと顔を出した感じですね」と解説の増田隆生氏が答える。さらに桃田氏が、「これがNASCARですね(笑)」と発言している。
視聴者のコメント欄も大いに盛り上がり、「ワンモアタイム」「OT継続」「白旗出る前に黄旗」「終わらない延長戦」「ダブルオーバータイム」「燃料持つのかな」「2MORE LAPS!」「甲子園もびっくりのマモノ」「ドーバー荒れますね」「モンスターマイルの名はダテじゃない」など、多数のコメントが寄せられた。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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