さらに、ポスト石破について青山氏は「まず石破総理がいつ辞めるか、そしてそのあとの総裁選をどういう仕組みでやるかで変わってくる。選挙を党員投票も入れた総裁選でやるのか。例えば、安倍(晋三)元総理が辞めた時は、緊急事態だったため、両院議員総会だけでで決めた。つまりほぼ議員票で決めた。どっちのやり方を取るかで結果も変わってくる」と語る。

 具体的な候補については、自民党の高市早苗議員、小泉進次郎農水大臣、小林鷹之議員、林芳正官房長官、国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の野田佳彦代表があがっているという。

 「1番言われているのは、参政党や国民民主党に票が流れて、自民党を支持していた保守層が流れたから負けたのだと思えば、保守の論客である高市氏や小林氏という話もある。ただ一方で、野党との連立ができる穏健な人がいいとなると林氏という話も出てくるし、選挙が近いと言えば、小泉氏に一気にしてしまおうという声もある。総裁選はこうなっても、総理は野党から選ぶかもしれない。連立を組むために、玉木氏に『総理やってください、だから連立組んでください』、野田氏に『お願いします』と。これも総裁が誰かによって全然変わるが、こっちの可能性もあるので、ポスト石破と一言で言ってもいろいろな選択肢が出るのでまだ早い」との見方を示した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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