紫乃さんの次の一歩。臼井さんのサポートのもと、ラケットを振る動作を確認していた。

「紫乃ちゃんの登場は予想外。こんな子もいたのかという。義足を作ることで紫乃ちゃんの夢にかなり近づいたわけですよね。(目標は)来年(2025年)日本の大きい大会で、まず頭角を現すこと」(臼井さん)

 2024年10月、本格的にバドミントンの練習を開始。義足で初めての大会出場を目指す。

「良かったなと思える時というのは、次のロサンゼルスパラリンピックで自分がメダリストになった時かなと思っていて。それが一番まわりから見ても結果で証明できるもの」(紫乃さん)

 臼井さんの義足が支える紫乃さんの夢──。

「臼井さんは、私にとって神様です。一緒に叶えたい夢は、パラリンピックに連れて行って、メダリストになってメダルをかけることです」(紫乃さん)

※年齢等は2024年11月30日地上波初放送時点
テレビ朝日制作 テレメンタリー『切断からの一歩』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(6枚)