「まさか永井さんが、あの舞台に」という驚きがみなさん、すごいですね。実は私自身も、実感がまだなかったんですよ。ただ、行くところ行くところで、いろいろな人から「Mリーグ、頑張ってください」ですとか、「オーディション見ていました。すごかったです」というお声を本当にたくさんいただいて、ようやく自分はMリーガーになったんだなと実感しているところです。
―Mリーグの撮影日、印象はどうか。
どう見ても周りがすごすぎて、僕の一般人感がすごいですね。(前監督の)藤沢晴信さんからは「ファンのおじさんが紛れ込んでいる」と言われています(笑)。「ユニフォームを着たファンのおじさんがウロチョロしている」みたいな。そういってイジっていただいています。
―プロとしての実績は少ない。自分としての思いはどうか。
自分でもまだ信じられない感じです。ABEMAで見ていた選手たちと戦うというのは、ワクワクもあれば不安もめちゃめちゃ大きいです。僕自身は実績も知名度もないので、結果が評価に直結すると思っています。最初は東京に転勤して仕事と両立も考えていましたが、オーディションで勝ってドラフトで指名された後、二階堂亜樹監督(連盟)が僕に「たくさん期待している」と言っているところを見たんですよ。それで決心が変わりまして、麻雀中心、全てをかける覚悟で挑まないとダメだと思いました。会社にも相談して、そこに人生をかける覚悟で挑もうとしています。
―両親はどんな反応だったか。
親は麻雀のことをよく分からないんです。「すごいことになっている」というのは伝わっているんですよ。とりあえずいろいろと人生が変わるけど「心配しやんといて」と言います。
―友人の反応はどうだったのか。
大阪に行きつけの麻雀BARがありまして、そこのお客さんたちとすごく仲が良いんです。プロ活動の原動力がそこだったんですよ。常連のお客さんたちが、全然有名じゃない僕の麻雀プロとしての活動の結果をいつも見てくれたり、僕が行くたびにいろいろ聞いてくれたり。それが一番のモチベーションになっていました。その親しいお客さんたちに、すごい舞台で戦えることになったこと、あの舞台で戦っているのを見せられるというのが楽しみです。
どんな雀風?Mリーグ 日程
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