結構、前に出るタイプで攻撃寄りな雀風です。すごい舞台だと放銃が罪みたいなイメージで押せなくなっちゃうというのがあると思いますが、僕は逆。どんどん押しすぎて勝又健志(連盟)さんに怒られました。なるべくアグレッシブに戦っていきたいなと思っています。
―戦いたい選手や、憧れている選手はいるか。
一番戦いたい人はセガサミーフェニックスの竹内元太(最高位戦)選手。普段からすごく仲が良いので。歳も元太さんが1個上で、よくかわいがってもらっていて、東京に行くたびに連絡をくれたり、飯を誘ってくれたり。麻雀の話も一番よくした人です。そういったお世話になってる先輩が去年、Mリーガーに選ばれて、しかもすごく活躍をした。僕が風林火山のSSPとして同じタイミングでMリーグに関わることができて、それがすごくうれしかった。まさか、その翌年に僕も舞台に立つことができて、一緒に戦えるというのは、すごく感慨深いところがあります。
―チームの一員になった感じはどうか。
周りのみなさんが優しい方ばかり。僕のキャラというか立ち位置を分かってくれていて、愛あるイジリをしてくれるので、すぐ打ち解けました。歳は僕がちょっと離れているんですよ。勝又さんが一番上で、その下に亜樹さんと内川幸太郎(連盟)さんがいます。僕は老け顔なんですけど、年下でかわいがられている感は伝わってきます。
―チームの勉強会でレベルアップした実感はあるか。
めちゃめちゃあります。去年SSPになってから練習会に参加させてもらいましたが、勝又さんはみんなから「先生」と呼ばれていて、麻雀を指導してくれています。その環境に自分が立てたというのがすごく嬉しいです。Mリーグ開幕に向けて、勝又さんが「どう戦ったらいいか」という道筋を示してくれています。
やはり団体の色が結構出るところがありますね。僕自身は最高位戦の選手なので、今までは最高位戦の強い人の考え方しか聞けていなかったんですよ。風林火山は連盟の強い方たちのチームなので、その中に立つことができて、最高位戦の話を聞くこともできる。すごく僕の中で麻雀観は広がっています。
―強くなっている実感がある。
麻雀の性質上、自分が強くなっているという実感はないんですよ。ただ、周りからは「永井さん、強くなったね」というのは言っていただけている。自分自身では成長したというか、そういうのは感じてはいないです。
Mリーグでの戦い方はMリーグ 日程
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二階堂亜樹
永井孝典 -
仲林圭
瑞原明奈 -
松本吉弘
多井隆晴 -
本田朋広
萩原聖人
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中田花奈
下石戟 -
阿久津翔太
堀慎吾 -
醍醐大
茅森早香 -
鈴木たろう
渡辺太



