選手の出場試合数ですかね。最低で20、最多で40というのはよりチーム戦になった。今までは調子悪い選手は10試合出場というのもアリだったわけですから。そこはやっぱり相当違うと思います。
平均30試合として40出してくるチームもあれば、全員30試合平均して出場みたいなチームもあると思います。そこはチームの個性の話になりますけど、総合力が問われることには変わりない。
―ABEMASにとってこのルール改変はどっちに作用するのか。
ABEMASにとってはプラスに働くと思います。総合力が高いと考えているので。
―レギュラーシーズン突破は9分の6が10分の6になった。そのハードルの高さについては。
厳しくはなりますけど、そこは何も気にしていないです。僕がいるうちは大丈夫です。
―では戦い方自体もそんなに変わらないのか。
何も変わらないですね。他のチームがそれを気にするようだったら、そこを突いていこうかな。終盤は「そんなリーチを打っていると、下の4チームに入っちゃうよ」みたいな、プレッシャーをかけていくつもりです。
序盤は何も変わらないと思います。3月までボーダー争いをするとして、2月の真ん中ぐらいまでは、みんな普通に打っていると思います。その辺りから大きくマイナスをしているチームは顔色を変えて打つようになると思う。そういうところをちょっと突いていくような、戦略的なこともやろうかなと考えています。
―新たに加わった選手で注目しているのは。
東城りお(BEAST X・連盟)さんですね。Mリーグに復帰した最初の人なので。滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)と、内川幸太郎(EX風林火山・連盟)は翌年チームが変わっただけなので、そんなに新鮮味はないんですけど、東城さんはブランクがある。そんな中で、戻ってきた人はどういうことを考えて、どんなモチベーションで、どういう麻雀を打つのだろうかというのは注目しています。
もともと天真爛漫な人ですけど隙も見せてこない。けれど、いざ卓に座ったらもしかしたらかかっちゃったりすることもあるかもしれない。そういう変化を見ていこうかなと思っています。
―東城さんには好き勝手打たれる方が嫌なのか。
そっちの方が嫌です。もともと彼女のいいところはそういうところ。またチームから離れないようにと、縮こまった麻雀を打つようだったら楽なんですけどね
笑顔で打たれたら、ちょっとマークしようかなと思っています。緊張した顔で打っていればノーマークでいこうかな。
新Mリーガーの印象は



