「9チーム中2位は負けではない」。昨年、史上初の連覇こそ逃したものの準優勝を果たしたU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)は、胸を張ってそう語る。「10チームで一番強い」と断言できるのは、揺るぎない経験と確かな実力あってこそ。新シーズン、安定感あるラス回避と実力勝負の信念を武器に、王座奪還へ挑む。
―昨年は準優勝、惜しくも連覇を逃した。
まず自分個人としてはマイナスだったので、もう少しプラスマイナスゼロか、少しでもプラスに持っていけていれば優勝できたのだろうなという感覚です。だからその点は非常に悔しく思っています。ただ、チームとしては準優勝というのは良い成績なので、みんな「悔しい」と言っていますが、全体としてはよくできたシーズンだったと思います。
もちろん優勝が一番いいのですが、9チーム中2位というのは、麻雀で言えばトップを取るのと同じこと。2位で「悔しい」や「負けた」というのは違うと思っています。
―チームは毎年安定して成績を残している。
チームメイト3人は活躍して勝っている、非常に高い力を持っていると思います。ただ、ここ2年間は実力以上に勝ちすぎている印象があるので、それを当たり前と思わない方がいいですね。毎年300ポイントも勝てるものではなく、アベレージで年間100ポイント勝てる人は相当強いです。
今年の10チームの中で一番上の実力があるつもりではいますが、偏差値で言えば55で一番上なのか70なのかというと、70というほどの差はない。偏差値55と54と53ぐらいの差でせめぎ合いをしている中、この2シーズンは数字に対して上ブレして点数が出ている状況です。
今シーズンの気になる変更点はMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




