この状況にABEMA実況の舩山陽司アナは「声が静まるのを待ちます」と一言。その後、頭をつけて立った熱海富士だったが、大の里に右の下手を許すと、一気に寄り切られて天を仰いだ。
正面から受けて勝ち切る横綱相撲を見せた大の里に館内は喝采。その一方、立ち合いの“微妙な間”について「さすがにあり得ない」「立ち合いは静かに」「声出しのマナーが…」など困惑の声も相次いだ。
その後、結びの一番で横綱・豊昇龍(立浪)が前頭二枚目・王鵬(大嶽)を下手投げで下して無傷の6連勝を遂げた一番。この立ち合いでも同様の現象が起きていた。
四日目の十両十三枚目・朝乃山(高砂)と十両十枚目・宮乃風(中村)の一番でも立ち合い直前の声掛けは話題になったばかり。日本相撲協会ホームページ内には『相撲競技観戦契約約款』第3章「観戦」第8条「禁止行為」において「過剰な応援、その他理由の如何を問わず、他の観客に損害を及ぼしうる行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」などと明記されている。(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


