シリーズは、藤井王座が先勝。9月4日にシンガポール・セントーサ島で行われた開幕局は、後手の藤井王座が雁木を採用して勝利を飾った。
しかし、第2局では互いの研究が激突し、対局開始から昼食休憩を前にして終盤戦に突入する展開となった。長い終盤戦では、藤井王座が抜け出したかと見られていたが、伊藤叡王の絶品の銀引きの一手から勝利を引き寄せることに成功。伊藤叡王の粘りが白星へとつながり、対戦成績をタイに戻してみせた。
折り返し地点の第3局では、勝てばタイトルに“王手”をかけることとなる。藤井王座が防衛に迫るか、伊藤叡王が奪取に近づくのか。一手一手の攻防戦から目が離せない。
持ち時間は各5時間の1日制、本局の先手番は伊藤叡王。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




