将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋聖、棋王、王将、23)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負は10月4日、東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で第1局2日目の対局を行っている。ABEMAの中継には、20歳の新鋭・吉池隆真四段が出演。“後輩”から見た藤井竜王との秘蔵エピソードを語った。
吉池四段は2024年10月に四段昇段。プロ入り1年目ながら、今年度は20勝8敗で勝率.7142、勝数ランキング1位を走る若手注目株だ。
藤井竜王とは2学年下で所属も関東・関西と別れているため、現時点では深い交流は「ほとんどない」という。それでも、修業時代に相対した際の印象に強く残っているといい、藤井竜王が奨励会三段時代に東京・将棋会館で対局室の場所が分からず迷子になっていた際、「(対局室は)どこですか?」と助けを求められた際のエピソードを紹介した。
「『藤井さんと戦ったことあるの?』『戦ったらどっちが勝つの?』『何回やったら勝てる?』とよく聞かれました」




