ライバルが悩んだ末に切り出した牌を、思わず変顔しながらガン見だ。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月17日の第2試合で最終盤・南4局に渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)がライバルの長考、さらにそこから切り出してきた牌を思わずガン見、しかも“変顔”をしたことで、ファンが大爆笑した。
多井は「最速最強」「麻雀星人」など、数々の異名を持つ実力者。個人で獲得したタイトルも数知れず。最近では後輩たちの活躍に押され気味に見られることも増えたが、それでも理想とする麻雀、戦い相手に「多井」の名を挙げる選手は多いままだ。そんな多井の魅力の一つが“顔芸”。試合中では特に、悲しみ・困惑といった表現が目立つ。
多井が2万8700点持ちの2着目で迎えた南4局。トップ目の赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)とはわずか2200点差だった。親番の多井は、アガればほぼ逆転という僅差。3巡目、カン7筒をチーして一歩前進。まずはタンヤオ・ドラで一時逆転を狙い始めた。対するたろうも4巡目に役牌の白をポン。逃げ切りをはかった。先にテンパイしたのはたろう。続けて九万もポンして二・五万待ちとすると、山には6枚。勝負ありに見えた。
ライバルの捨て牌につい変顔Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




