番組の放送からおよそ3か月後の2025年8月25日。ダイバーらはピーヤから潜水し、水深およそ43メートルの坑道内で、骨のようなものを発見。26日にも新たに頭蓋骨に見えるものを引き揚げた。27日、警察は鑑定の結果いずれも人骨だったと発表。この発見を受けて福岡資麿厚生労働大臣は、「現時点では、安全を確保したうえでの潜水調査に資するような新たな知見は得られておらず、現時点で財政支援についての検討は進めておりません。これまでも外務省と連携して対応してきておりますが、山口県警察における検査の状況などを見守りつつ、関係省庁とも連携のうえ、適切に対応してまいりたい」と話した。
市民団体は、来年2月に海外からダイバーを招いて大規模な潜水調査を行う予定だ。
(山口朝日放送制作 テレメンタリー『遺骨は今も海の底』より)
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