検分後に行われたインタビューでは、藤井王座が「最終局ということで大きな一局ではありますが、そのことを直接意識するのではなく、盤上にしっかり集中して良い将棋が指せるように全力を尽くしたいと思います」とコメント。
一方、伊藤叡王は「先後が決まっていないのでどういう展開になるかはわかりませんが、中終盤で良い手を指せるようにしっかり集中して臨みたいと思います」と意気込みを語っていた。
なお、藤井王座がこの一戦を制した場合、3連覇達成とともにタイトル獲得数が通算32期となり、渡辺明九段(41)を上回る歴代4位に浮上することとなる。また、挑戦者の伊藤叡王が勝利すれば、初の王座のタイトルを手にして“二冠王”となり、タイトル獲得通算3期の規定で九段昇段も決定する。
今年の将棋界で最注目の一番と言っても過言ではない本局。運命の最終局を制するのはどちらか。両者が繰り広げる激戦から目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





