終局後、藤井王座は「全体として終盤戦で競り負けるような形になってしまった。実力不足だったと感じている」とコメント。厳しい表情で肩を落としていた。
手痛い黒星でタイトルを失った藤井王座だが、休む間はない。中2日の31日には、佐々木勇気八段(31)を挑戦者に迎えている竜王戦七番勝負第3局が京都市内で予定されている。竜王戦では開幕2連勝で好発進を遂げているものの、ハードスケジュールの中で難敵を迎え撃つこととなる。年内のタイトル戦線はクライマックスに向かっているが、藤井王座はどのように攻略していくのか。今後の戦いぶりからも目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




