【NASCAR】第35戦 Xfinity 500/マーティンズビル・スピードウェイ(日本時間10月28日)
アメリカで人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第35戦が開催された。プレーオフの上位進出争いをしている2台の間で見られた、壮絶なオーバーテイクがファンを熱狂させている。
第33戦と第34戦で勝利したチェイス・ブリスコーとデニー・ハムリンは、最終戦のチャンピオンシップ(優勝決定戦)進出資格を獲得しており、残る枠は2名となった。そのため、今回のレースでは、ポイント的に5位以下となっていたライアン・ブレイニーとウィリアム・バイロンが激しくトップを争っていた。バイロンは予選でポールポジションを獲得し、その後もステージ1とステージ2を制するなど、レース前半はほとんどの周回で集団をリードしてきたが、ファイナルステージに入って以降、すでに100周以上もブレイニーにトップの座を開け渡してしまっている。しかし残り44周となったところで、長らく機をうかがっていたバイロンの24号車がついに牙をむく。短いストレートを終えてターン(コーナー)へ進入する際、一瞬の隙を突いて、ブレイニーの12号車のインに24号車の頭をねじこんだのだ。
しばらくこのオーダーのまま走り続けてきたことや、前方に周回遅れのマシンがいたこともあって、さすがのブレイニーもブロックが遅れてしまう。「インに行きました! インに行って…弾き飛ばした!」と実況の増田隆生氏が叫んだとおり、遅れてイン側へ寄せた12号車は、24号車によってアウト側へ押し戻されてしまった。
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