オーバルトラックは同方向に回り続けるため、外側と内側でタイヤの消耗具合が異なる。当然、交換本数を減らした方がピットでのタイムロスは減るが、内側のタイヤの消耗具合も気になってくる。視聴者からは、「2タイヤがどこまで影響でるのか」「2タイヤは持たないんじゃ?」「今日のレースを見ると2タイヤはかなり不安」と心配する声も集まり、解説の古賀琢麻氏も「2本がよかったのか、4本がよかったのかというのが、(運命が)わかれますよ」と言及した。
その後、5位をキープしていたラーソンに、残り4周のところで奇跡が起きる。「チャンピオンシップ4」の1台がウォールに激突し、イエローコーションが出されたのだ。ここで多くのマシンが最後のピットストップを敢行すると、ラーソンはまたもや外側2本のみの交換を選ぶ。
結果、ラーソンは追加となった残り2周を見事3位でフィニッシュ。「チャンピオンシップ4」の4台で最も上位に立った。神懸かり的なタイヤ交換作戦が功を奏し、見事生涯2度目のドライバーズチャンピオンを決めている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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