午後6時、立会人の山崎隆之九段(44)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の佐々木八段はすぐに封じる意思を示し指し掛けとした。封じ手の考慮時間は45分。
本局で藤井竜王が勝利した場合、5連覇で付与される「永世竜王」の称号を獲得することとなる。渡辺明九段(41)、羽生善治九段(55)に続く史上3人目の偉業達成となるか、佐々木八段が食い止めるのか、今後の展開から目が離せない。
持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
▲佐々木勇気八段 4時間25分(消費3時間35分)
△藤井聡太竜王 4時間23分(消費3時間37分)




