<大相撲十一月場所>◇六日目◇14日◇福岡・福岡国際センター
前頭六枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)が前頭八枚目・一山本(放駒)を寄り切って5勝目を挙げた一番。取組直前、手にした塩を撒こうとした熱海富士の手に“塩がなく”空振った本人が自らの手を見つめて「えっ!?」という驚きリアクション。予想外の出来事に「塩無くなっちゃった」「スカる塩」「初めて見た」などツッコミの声が、一方、熱海富士の何とも言えないリアクションに「可愛すぎる」「ピュアたん」「マジ天使」などの反響も相次いだ。
それは立ち合い直前の仕切り動作で起こった。時間いっぱいで両力士が塩を手にした。その際、解説を務めた元前頭の大岩戸は「突き押し相撲に対する対策は、最終的に迷わず思い切りいくこと。思い切り来られる人が、一山本関みたいな相撲の人は一番嫌なんです。迷っていて腰が引けている立ち合いの方がやり易い。お株を奪うような出足で熱海富士が前に出ればいいんですけど」と述べると「(熱海富士は)迷いそうですね」と心配そうに続けた。
熱海富士、“エア塩撒き”で面白リアクション2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



