将棋のALSOK杯第75期王将戦挑戦者決定リーグ戦が11月17日、東京・渋谷区の将棋会館で行われ、永瀬拓矢九段(33)が菅井竜也八段(33)に95手で勝利した。
この結果、20日に予定されている最終一斉対局を前に挑戦者が決定し、永瀬九段はリーグ5連勝で藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)への挑戦権獲得となった。
永瀬九段の王将戦七番勝負登場は2期連続3度目。2020年に行われた第70期は渡辺明王将(当時)を相手に2勝4敗、前期は藤井王将に1勝4敗で敗退していた。
藤井王将と永瀬九段がタイトル戦で激突するのは7度目。なお、これまでは藤井王将が全6期を制している。第75期王将戦七番勝負では、藤井王将が防衛5連覇を決めるのか、永瀬九段が念願のタイトル奪取となるのか、目の離せない戦いとなりそうだ。
大注目の七番勝負は、2026年1月11・12日に掛川市で開幕する。
(写真提供:日本将棋連盟)





