東場は僅差の進行。東4局、萩原は渡辺の積極的な仕掛けを受けつつ、リーチで2000点のツモアガリ。微差ながらトップ目で南場へ進んだ。試合が動いたのは南3局、渡辺が満貫をツモり、萩原はトップ目を明け渡した。
そして迎えた南4局。800点差で渡辺を追う萩原はカン7筒待ちで満貫テンパイ。ここはダマテンを選択した。そこからカン5筒待ち、さらに6筒と2索のシャンポンへと形を変え、局面は一気に混沌とする。連荘を狙う茅森、逃げ切りたい渡辺、そして萩原。それぞれの思惑がぶつかり、3者が残り2枚ずつの勝負牌を巡る激戦となった。
最後は鈴木優がリーチを宣言し、全員テンパイ。超レアな“全員2枚山”のめくり合いに突入した。決着は一瞬だった。茅森が6筒を掴み、萩原が勢いよく牌を倒す。タンヤオ・一盃口・ドラ2の8000点で勝利を掴み取った。
萩原「お、お、お疲れ様でした」Mリーグ 日程
12月11日(木)
12月12日(金)



