今年4月のルンバの新商品発表会。新たに6機種を投入し、部屋の間取りを把握できる高性能センサーを入れ、ゴミの圧縮機能などを加えたという。しかし、この時すでに事業継続が困難と一部報道で伝えられていたのだ。それまで世界的なシェアの半分を占めていた「一強」ルンバだったが、新型コロナが拡大した時期からその勢いは失速した。
代わりに台頭したのが中国製品だ。田中氏は「中国勢がすごく強くて、(中国では)新手な方向から開発が進んでいる。いかに暮らしの困りごとを即効解決してくれるかという方向になっている」と分析する。
中国製品は、脱ぎっぱなしの靴下までキャッチする「Roborock Saros Z70」など、新しい機能を装備した製品が続々登場している。今や経済力、軍事力もアメリカを追い越す勢いの中国が、今後もお掃除ロボット業界も牽引すると見られている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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