今年注目を集めた高市早苗総理のファッションと高市総理に共感して愛用品やファッションをまねる“サナ活”について、ファッションライターの角佑宇子氏、テレビ朝日政治部の澤井尚子記者と考えた。
【映像】ピンクを着用した32年前の高市氏(実際の様子/“サナ活”人気アイテムも)
高市総理が愛用している皮のカバンについて角氏は「濱野皮革工芸というブランドのバッグだ。濱野皮革工芸は創業140年の歴史を持つ老舗の日本ブランドで、女性のフォーマルバッグで高い評価を受けている。革製ながらも、使いやすく、機能的で、キャリア女性に人気が高い。口回りもしっかりと開き、なおかつ置いても自立しやすく、内ポケットもしっかりある。見た目はシンプルで使いやすく、流行に左右されないデザインだ」と説明。
カバンを持っている高市総理は『ニューヨーク・タイムズ』でも「イギリスのサッチャー首相以来の“自分でカバンを持つ女性リーダー”」と紹介された。高市総理はサッチャー首相を意識しているとも言われるが実際はどうなのか?
澤井記者は「高市総理はサッチャー首相に憧れており、9月のインタビューでも尊敬する政治家としてサッチャー首相の名前を挙げており、90年代に対談もしている。強い信念とリーダーシップという点で目標としているようだ」と分析した。
サッチャー首相は青い服を好んで着用することで知られていたが、高市総理も青い服を多く選ぶ点について角氏は「重なる部分がかなりある。やはりブルーという色味は女性の政治家だけでなく、アスリートの方々も好まれる、『勝負事』に強い色味のようだ」と説明。
この点について澤井記者も「3回出た総裁選でもすべて勝負の日は高市総理はブルーの服装だった。そしてお母さんの形見のパールをつけて臨んでいた」と補足した。
パールについて角氏は「最も品格が高く、かつ冠婚葬祭どんなシーンでも活用できる宝石として世界でも定番になっている。パールには『家族の愛情』という意味もある」と説明した。
高市総理の愛用ブランドは?
