マドゥロ氏はその日のうちに、アメリカ・ニューヨークに連行され、施設に収容された。トランプ大統領は「マドゥロ氏が麻薬密輸の首謀者だ。今後アメリカ国内で行われる裁判で犯罪を立証できる圧倒的な証拠がある」と語った。
マドゥロ氏は、大量の麻薬をベネズエラからアメリカに密輸したとして、司法省に起訴され、懸賞金もかけられていた。その額、日本円にして約79億円。一方のマドゥロ氏は「私は無罪で真っ当な人間だ」と主張する。
主権国家に武力で侵入し、100人あまりを殺害。その国のトップを拘束し、連行・起訴するという行為に、世界は反発した。中国もロシアも「国際法違反だ」と非難。高市早苗総理は同盟国アメリカに配慮する形で、具体的な言及を避けた。しかしトランプ大統領は「我々は安全かつ適切で慎重な移行が実現するまで、国を運営するつもりだ」としている。
世界一の埋蔵量を誇る石油が、その背景にあると指摘されているが、国際法違反の疑いも、他国の主権無視とも言える行動も、トランプ大統領にかかれば、彼の大義が優先されるのか。
自由到来を喜ぶベネズエラ人の姿も
